今度建てる住宅の丁張をしました。
丁張と言うのは、建物を建てるにあたって、その正確な位置を
出す作業の事です。
時々、これから家を建てようとする現場で誰かが望遠鏡みたいな
感じの物を覗きながら、「もうちょっと右!」みたいな事を
言っているのを見た事がある方もみえるかもしれませんが、
あれがそうです。
この丁張で出した位置に建物が建つので、間違いは許されません。
作業は慎重に行います。

作業は監督が2人で行います。
建物の位置は、建物の各角(かど)に杭を打って位置を明示します。
ここで無くてはならないのがトランシットと言う道具です。
先ほど書いた”望遠鏡みたいなやつ”あれがトランシットです。

こんな形してます。
会社で使っている物は正直古いタイプの物です。
最近のは写真では分かりませんが、この裏あに液晶ディスプレイがあって
角度なんかがデジタル表示されたりします。
会社のは・・・アナログ表示・・・つまりメモリを読むタイプです。
でも、アナログ表示の物は基本形なので、まずはこれを熟知しなければ
基本を知る事はできません。
それに故障も少ないので未だにこれを使っています。
所でこのトランシットですが、かなりの倍率があって、
けっこう離れた所でもよく見えます。

一番上の写真で監督が地面に杭を打っていますが、これを覗くとこんな
感じで見る事ができます。
この時の距離は約5メートルくらいですが、ちょっと分かり難いかも
しれませんが、杭の上でペンを構えてるペン先までよく見えます。
望遠鏡としてもなかなかの性能ですね。
ちょっと監督!変な所覗いてちゃあダメだよ!
こんな感じで建物の位置出しをして行くのですが、もしトランシットが
狂っていたら大変です。
例えば1度狂っていたら10メートル先では約17センチも
狂ってしまいます。
17センチ狂ってしまったら致命的です。
そうならない様にトランシットは定期的に点検に出すのですが、
これがけっこう高いのです(料金が・・・)。
でもこれはケチる訳にはいかないのでちゃんと出してます・・・
当たり前か・・・。
丁張が終わって建物の位置が出たので、ここから本格的な工事が
スタートします。
建物の完成は9月終わりか10月初めあたりになる予定ですが、
工事がスタートすると同時に、お客さんとの打ち合わせも
スタートします(実はすでに始まっていますが・・・)。
しばらくは慌ただしい日々が続きそうです。
一丁頑張ります!


